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2007年07月09日

夏休みの勉強方法〜難関高校合格のために〜勉強時間記録ノート

 夏休みのための対策第2弾をアップする。今回は先週推奨した「勉強時間記録ノート」の詳細についてである。

 勉強時間を記録すると、いままでやってきた分を一目で見ることができる。その結果、まず、科目間の偏りがなくなってくる。当然、苦手を先にやるのはよい、という話はすでにしたばかりだが、夏休みは、苦手科目の底上げを図る時期であるのと同時、得意(もしくは好きな科目)の勉強を「息抜き」として行うのがよい先方である。そのために、自分で勉強した時間が把握できているとわかりやすい。合計目標時間は10時間なのだから、5科目で割って、一科目80時間以上使うと、その科目を重視している、ということになる。

 さて、これから気合を入れて夏休みを迎える準備をしよう。まずは、大型の文房具屋にいって、その店にある一番高価なノート、そして三色ボールペンを購入してほしい(文房具など、これから毎日使うものは、最高級のものを用いることは、受験生の特権!)。

 はじめに次の1,2週間分ほどの枠を定規を使って丁寧に作ろう。めやすは、B5ノート一ページに、一週間分の予定が収まるような大きさだ。日付も振っておく。

 あとは、勉強した日に、三色ボールペンを使って、一時間ごとに、印をつけていくだけだ。細かいノートの使い方や、ボールペンの色の使い分けは、自分の好きなようにやるとよい。

 印をつけるだけ、なのだが、ここからがポイントで、たとえば、「だらだら一時間勉強していた」ときと「きちんと一時間勉強したとき」に、同じ印をつけるだけでいいのか、ということになる。こういったことを考えていると、自然と集中もできるようになってくる。

 ノートを作ったら、週に1回ほど、自分の勉強のやり方を見なおす時間も設けた方がよいだろう。ノートに関して何か質問があれば、教えてほしい。今後も夏休みの詳細な勉強方法を提示していくので、乞うご期待。
posted by sugishita at 19:49 | Comment(1) | TrackBack(3) | 受験勉強

2007年07月07日

夏休みの勉強方法〜難関高校合格のために〜勉強時間

 最近、夏休み前のためか、夏休み関連のキーワードで来る人がふえている。ならば、合格組として、みなさんに出来る限りのことをしよう、ということで、難関高校受験をする予定もみなさんのために、数回にわけて夏休みの勉強方を紹介していきたいと思う。

 一応、このサイトは、難関高校を受験することをポイントとしている。そこで、今回は、夏休みにどれくらい勉強してほしいか、お知らせしよう。ほかのサイトとは一味違う、合格組・難関高校受験専用の戦略を公開していく。

 その前に、みなさんは勉強時間を記録しているだろうか。私は、受験生のとき、勉強した科目(たとえば数学なら「数」)と、一時間やるごとに記録していた。このように、勉強時間を記録するための記録ノートを作っておくと、やる気がなくなったときに「今までこんなにやってきた。過去の努力を無駄にしないためにも、がんばろう」ということになり、多少やる気がでてくる。ぜひ皆さんも簡単でいいので記録をしてほしい。

 さて、勉強時間だが―夏休みの目標は、合計400時間である。詳しく言えば、(日にち)*10時間を目安にしてほしい。

 愕然としてだろうか。だが、いつも言うことだが、安心してほしい。今回は、みなさんにも400時間という膨大な時間の重みを考えてきてもらうために、次回までに持ち越しとしよう。
posted by sugishita at 00:16 | Comment(1) | TrackBack(0) | 受験勉強

2007年07月04日

高校入試問題の考察 〜国立と私立の違い?A〜

 先日、高校の入試問題考察、と名づけて、主に首都圏の私立トップ校である開成高校の入試問題の簡単な内容の説明をした(http://goukakugumi.seesaa.net/article/46379608.html)。今回は、私立と国立トップ学校の入試問題の比較、を行いたい。これは、たとえば開成を第一志望にしている場合、必然的にこれらの国立高校も受験することになるだろうし、逆に、国立高校を第一志望にし、開成を受けることになる人もいるだろう。

 国語―基本的に、国立も記述が中心だが、開成のものよりも、記述の量は少ない上、記号問題も多い(途中点が狙いにくい)。文章の分量自体は、開成のほうが高いことが多いが、国立高校の現代文の問題、特に、小説文の読解は、国語の「センス」がない人にとっては苦痛以外の何物でもない。
 
 数学―大問が少なく、記述欄が大きい開成の問題とは方向性が180度違い、国立の問題は基本的に問題数が多く、また、答えを書く欄しか存在しない場合もある。当然、これは国立高校の受験者の多さに対処するための措置なのだろうが、これだけの難易度を保ちながらも、記述欄がないのは残酷という印象すら受けてしまう。

 国立高校は、指導要領に縛られるため、国立高校の数学の先生の苦労が問題からも読み取れる。特に、筑附の図形問題は、解き方を(簡単な法則を幾度も用いることによって)複雑にするしかなく、姑息ともいえる。

 英語―開成のみならず、難易度の高い私立一般の英語に対応できる力があるならば、国立高校の英語は簡単である。英語は、開成などの私立と、国立高校との間で、差が必然的に生まれてしまう。これも、学習指導要領によるものであると考えられる。

 理科―理科の教科書の内容を余すことなく読んでいれば、さほど難しくない。非常に出題できる範囲がせまいからである。理科・社会に関しても、場合によっては英語と同程度に、開成と国立の間で差がうまれてしまう。

 社会―こちらは、理科よりは難しい。問われている知識は教科書(の脚注や誰も読まないようなところに書いてある細かいこと)にも書いてあることが半分程度、それ以外は、見たことがないような資料から読みとる問題である。マイナーな資料や話題を提示してくることもあるが、基本的にこれらはあまり多くの人が得点できていないと考えられるので安心したい。また、学芸大附の歴史問題は、特に難易度が高い。

 おおざっぱに国立の特徴を見てきた。難易度が高い問題もあるが、つまるところ、どれも基本知識をもとに出題しているため、国立の問題は、「(上位校受験のための)基本を確認する」ためにも有効である。国立といっても、筑附・筑駒・学芸大附でもまた特徴がことなってくる。開成などの私立の過去問を見る一方で、受験するかもしれない国立高校の問題も確認してほしい。
posted by sugishita at 17:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 受験勉強

2007年07月03日

数学の勉強法 〜今思うこと〜

 今回は勉強法に関する記事である。また話題は数学だ。数学がいかに重要であるかを実感していない人が多いと思うが、実に大切であり、私自身5科目の受験勉強勉強時間のうち、半分近くが数学であった。もっとも、数学の大切さは、これから一年間しだいに理解できてくるであろう。

 中学校3年間を通してやってほしいこと―計算練習をしてほしい。一日一回計算問題を起こってくるメーリングリストに登録する、小学生用の百ます計算を毎日解くなど、とにかく計算練習はやればやるほどあとで楽になる。一日5分で、しかも四則計算だけでいいので、とにかくやってほしい。

 開成の問題でも、筑附・筑駒の問題でも、いくら考え方がわかっても、計算が間違ってしまえば、まったく意味がない。とくに、国立高校の数学は答えだけを書く形式で、途中点は存在しない。とにかく、毎日やってほしい。

 中三になるまえの段階でやってほしいこと教科書でも、簡単な問題集参考書でもいいので、中三の内容まで一通り終わらせる。完全に理解する必要はないが、安心してほしい、みなさんが想像している以上に中学校の数学で習うことは簡単である(問題が難しいかやさしいかは別にして)。

 「数学はできる」という錯覚を持つためには、まず、簡単な問題集でもいいので、中二の終わりまでに数学を一通りやることに意味がある。みんなよりも先取りをしている優越感が一年間ずっと味わえるほか、すぐに応用問題に取り掛かれるし、早めに苦手分野・得意分野が見えてくる、といった効果がある。

 今からでも遅くない、がんばろう。
 
posted by sugishita at 00:01 | Comment(1) | TrackBack(0) | 受験勉強

2007年07月01日

高校入試問題の考察 〜国立と私立の違い〜

 学校関連の書き込みは、みなさん関心があるようなので、今回は、難関高校の入試問題(過去問題)からわかること、つまり、この業界では大まか暗黙の了解とされていることを確認しておきたい。

 まず、入試問題を考える上での暗黙の了解は、私立は、文部科学省の定める学習指導要領範囲外の内容を含む問題も出題できるのに対し、国立高校、公立高校はそれができない。それゆえに、国立高校は、指導要領内で問題を難しくするために苦労していることが、問題からもよくわかる。

 入試問題のレベルの高さとしては、やはり、私立の開成がトップであろう。当然、関西圏でいえば、灘高校もこのレベルに該当する(むしろ、灘のほうが合格基準が高い)。それぞれの科目が、なぜ「難しい」のか簡単に紹介する。

 国語の問題は難しくするために、長文化し、記述問題の配分が増える傾向にある。といっても、実は記述式は完全な○をもらうのが難しい一方、ある程度的を射たことがいえていれば、部分点ももらえるので安心してほしい。

 数学の問題を難しくする場合、実は、問題数を増やすよりも、難しい問題を時間をかけて解く形式のほうが難しい(大学の入試問題ではこれが当たり前)。ゆえに、開成の入試問題は、大問が3〜4問ほど、しかも時間はほかの科目よりも10分ながい60分。問題も、実は数十年前の大学の入試問題に酷似している場合がある。

 英語も、国語と同様に長文化・記述の増加とともに、語彙も必要になる。長文を短時間でしとめる練習が必要になる。

 社会が厄介もので、歴史や地理は、非常に入り込んだことまで問われる。手法としては、たとえば、インドなら、インドだけに絞って大問を作ってみる、といったやり方である。とはいえ、配点は上記3科目よりも小さく、また、合格者全体の得点率はそれほど高くないと思われる。

 理科も中学校の範囲外から問われるものの、高校受験界全体の理科の問題のレベルはさほど高くなく、昔に比べてはるかに難易度が下がっている。十分な問題演習があれば、対応できる。

 開成の入試問題において、どのような方法で問題が「難しく」なっているのかを分析してみた。今度は、開成と国立高校の性質について考察してみる。
posted by sugishita at 19:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 受験勉強

2007年06月30日

受験の数学 〜要(かなめ)は『確率』『立体』〜

 受験の数学において、どの分野も重要だが、難関校の入試において、差がつきやすいのは、確率と立体である。どちらも苦手、と思っている人、安心してほしい。何の対策もなしに、この両方の分野が得意だ、と言い張れる人は、そうめったにいない。これだけは信じてほしい―これらの分野、特に立体は、やればやるほど解るようになってくる。

 今日は、確率を解くに当たって、中学校では教えてもらえないものの、知っているほうが断然有利な考え方を紹介する。それは、「確率は掛け合わせてよい」という考え方である。これを、確率の乗法定理、と呼ぶ。(高1で習うものだが、本来は、このように簡単で解りやすい定理は中学校で教えるべきである)

 ある事象Aがおきる確率が1/2であるとする。また、別な出来事Bが起きる確率が1/3だとする。すると、その二つの出来事が両方とも起きる確率、つまり、AとBが起きる、という確率は、1/2 × 1/3 = 1/6になるのである。(この考え方は、AとBが互いに独立している、つまり、AとBは何の関連性も持っていないことが条件。)

 「単純じゃん!」と思うかもしれないが、意外に知らない人が多い。というのも、このことを知らないゆえに、中学校ではわざわざ樹形図を書くのだから。樹形図を核時間があるなら、ほかの問題を解くのに時間を使いたい。だから、この考え方が重要、ということになるのである。

 今回は、このように、習っていないが、便利な考え方は意外に多い、ということに気づいてほしいと思い、紹介程度に留めておいた。ひとつだけ紹介したが、今後また便利な公式や考え方は随時紹介していく。とくにピックアップしてほしい分野がある場合は、ぜひ教えてほしい。
posted by sugishita at 18:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | 受験勉強

『東大合格者数』から見る高校受験

 難関高校受験をするみなさんは、高校を選ぶ際、多かれ少なかれ、東大合格率を気にしていると思う。今回は、この合格者数から、各高校の入試の性格を考えてみたい。

 今年の順位の概要は、次のようなものだ。ここでは、高校受験を行っているもの、同時に、関東圏にあるものをのみ紹介する。なお、数値は2007年度で、All Abouthttp://allabout.co.jp/children/hsexam/closeup/CU20070404A/)から得たもので、おそらく最終集計数値でない高校も存在する。

 開成(189)、筑駒(74)、海城・学芸大附(49)、筑附(36)、浦和(33)、渋幕(30)

 初見の感想としては、私はこの数値を毎年チェックしているが、一度衰退していた公立高校勢の近年の巻き返しにまず驚く。それでは、この数値の見方を紹介していく。まず注意したいのは、各学校の全校生徒の数である。開成は400人、筑駒は160、海城は388、学大は353、筑附は240、浦和は320、渋幕は339。また、東大でも格段に合格が難しい理科V類の合格者数も考慮すると、筑駒は、ほかの高校と比較にならない、突出した実績を持つ。そのため、受験もまさに最難関といってよい。

 合格の難易度として次に来るのは、開成である。マンモス校であるため、小規模学校である筑駒よりも入りやすい。ただし、ここも難関校のランクないである。次に受験の難易度をともっているのが、学大と筑附である。どちらも小規模の国立高校で、これらの高校を第一志望とする人のほかに、開成などのトップ校受験者も参入するため、やはり難易度は高い。合格実績がやや低くみえてしまうのは、両校の自由な校風と、無条件で入学できる内部進学者がいるため、という解釈もできる。

 ここまでが「トップレベル」の難関校であるといってよい。これらの高校は、5科目受験であり、それなりに勉強にも力を入れている受験者が集中するため、余計受験が白熱する。そのため、これらの高校は、特別、と解釈してよい。

 海城と渋幕は、三科目受験の私立で、どちらももちろん難関校である。3科目受験の最高峰、という見方もできるため、やはりその範囲で、受験者が集中。日程の都合上、5科目受験者も受験することが多い。これらの高校は、ある意味「新興勢力」である、とも解釈できる。

 まだまだこれらの数値から読み取れること、また、各高校についてお伝えしたい情報はたくさんあるので、また今後も紹介していく。もちろん、特別に紹介してほしい高校があれば、教えてほしいと思う。
posted by sugishita at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高校受験一般

2007年06月28日

『過去問題の活用法』 〜最後は演習量がものを言う〜

 みなさんは、本屋などで、過去問題集がズラーッと並んでいる姿を見たことがあるだろうか。この過去問題こそが、受験に当たって、重要な武器になるのである。

 とはいえ、まだいまは受験勉強をし始めた6月期である。なぜこの時期に、急に過去問題の話をするのか。それはずばり、この過去問題は、とにかく重要だからである。この時期(夏休み前まで)の使い方を紹介しよう。

 まず、志望校が決まっていれば、早速過去問題集を購入してみよう。まだ最新の過去問が掲載されていないことも多いが、それは気にする必要がない。この時期に過去問題を見る理由は、試験の雰囲気を知るため、だからである。ぱらぱらとページをめくり、どんな形式の問題、どのくらいの量、どのくらいの時間、といったことを気にしながら、脳裏にはじめてみる印象を焼き付けておこう。

 志望校が決まっていないが、将来的に自分の理想する高校に入学したい、というなら、上位校の過去問を目を通してみよう。最高レベルの問題を見てみたいなら、まずは開成高校の問題を見てみよう。各国立高校も、指導要領内で、高いレベルの問題を出している。

 中身自体は、まだほとんど理解できないはずである。これでよいのだ。過去問をみて、自分がまだまだ無知であることを知り、そして、勉強しなければ、というモチベーションを得てほしい。このように、この時期の過去問題の使用法としては、精神的な面が多い。繰り返しになるが、まだ一問も解けない、という状態でいいのだ。(『3年生だから、少なくとも1,2年の分、つまり6割は解けるはずだ』というのはうそである。このような情報は信用しないでいい。)

 今後も過去問題集の使用方法を紹介していく。この時期に一、二度みたら、とりあえず本棚にしまっておこう。
posted by sugishita at 18:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 受験勉強

2007年06月27日

『塾』にいくべきか否か

 塾、とその存在意義について考えてみる。高校受験を意識している親がいる家庭、とくに、上位校を目指す家庭では、よく塾に行っていることが多い。実際のところ、塾にいく必要はあるのだろうか。思うに、一人ひとりの性格を考えた上で、判断すべきだと思う。

 ケースその1.当然、『理想形態』は、本人が、心から勉強に対してあるやる気をもっている状態である。この場合、本人は、家で勉強をするし、その上で、もし本人が必要である、と考えれば、塾にいけばよい。この理想状態に該当する人にアドバイスするとすれば、周りが塾に行っているからといって、あせるな、ということである。自分で勉強する気力があるなら、塾に行く必要はない。特に、最近の参考書は非常にすぐれているので(塾に行かない分、参考書を、好きなだけ買わせてもらう、というのが自分が考える最高の理想形態)。塾は、夜遅くなり、疲れる上、交通の時間など、無駄な点も多い。ただし、塾に行く必要を感じた場合には、遠慮せずに、まずは土日だけのコースなどに申し込んでみよう。このようなコースで十分な場合が多い。

 ケースその2.子供がさらさら勉強する気がないとき―親は、子供を強制的に塾に行かせることができるし、実際、それによってある程度の効果は発揮される。ただし、塾とともに重要な家庭学習をするかどうかは、その子のやる気しだい。つまり、親に強制的に塾に行かせられている、という意識しかない場合は、家庭での学習は期待できない。はやめに、親子で、勉強すぐ意義(例:「高校に行くため」)について同意し、子にモチベーションを持たせることが先決。

 まだまだ塾の必要性については、今度も論じていくが、私がこの話題について考えれることになった根本の理由は、『塾に通っている人が、あまりにやる気がない』からである。行け、っていわれたから塾に行く。高いお金は払ってるのに、やる気はないから、塾の宿題はやっていかない、もしくは、ほとんど手抜き。こういった状況で、学力が伸びるはずがない。親子でぜひ考えてみてほしい。
タグ: 高校受験
posted by sugishita at 23:15 | Comment(2) | TrackBack(2) | 高校受験一般

『苦手科目には早めに手を回すこと』 〜6月から夏休み前までの勉強〜

 この時期、つまり6月から夏休み前の期間まで、どのようなことに力を注げばいいのか、ということをアドバイスしてみたいと思う。とはいえ、勉強法、というものは、これ、と決まっているものではなく、むしろ試行錯誤の中で、一人ひとりが独自に作っていくべきであると思う。それだけは知っておいてほしい。

 よって、ここで提供する情報は、一般的に注意しておくべき点をあげるに過ぎない、ということを留意して読んでみてほしいと思う。それを踏まえたうえで、一人ひとりの相談に応じるつもりは十分にあるので、ぜひ遠慮せずに書き込んでほしいと思う。

 さて、ではこの時期もっとも気をつけたいのは、ずばり、『苦手科目には早めに手を回すこと』そして、全国で50位ぐらいに入れる自身がない限りは、『数学に重点を置くこと』である。

 「得意科目のほうが早く伸びる」という意見がある。これはもっともだが、得意科目は早く伸びるなら、それを苦手科目よりもあとにまわしてもよいのではないだろうか。つまり、不得意なものは、うまくなるために時間が必要なのである。考えてみれば、受験勉強においては、直前になればなるほど、時間が少なくなっていき、さらに、それにあせりも積もる可能性がある。だから、苦手科目はあとにまわす。

 ただし、単に勉強してないから「苦手」、というのと、勉強しても点数が伸びないから「苦手」、というのでは意味違う。暗記系の科目、つまり、社会と理科(理科は本来暗記ではないが、高校受験においては暗記が閉める割合も大きい)は、夏休み、もしくはそのあとから手をつけても間に合うのだ。一方、英語、数学、国語。これらは、単純に暗記だけでなく、それなりに勘を磨く必要がある。その間を磨くために、時間が必要→よって早めの対策、という構図である。

 そして、優先する科目として、苦手科目は当然優先し、さらに、数学は得意でもこまめに手をつけることを意識してほしい。数学は、問題のパターンや、特に上位校では、問われる内容の範囲が広い。これだけは、受験直前に対処できるものではないから、はじめから重点的にやろう、と私はお勧めするのである。

 当然、この時期はまだ、自分なりの勉強法が見つからず、集中できないことも多いと思う。実は、それが正常であると思う。さまざまな勉強方法(勉強する内容、使用する参考書文房具、時間帯、場所、一緒にやる人など)を変えて、いい勉強方法が見つかるまで試行錯誤してほしい。この時期は、いろいろなことに挑戦してみる時期、といってもよいかもしれない。
posted by sugishita at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 受験勉強
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